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絶食療法の科学

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絶食療法の科学 Science of Fasting

絶食療法の科学 

絶食の医療への応用が注目されている。ロシア、ドイツ、フランス、アメリカで科学的研究が行われ、絶食と近代的な医療を組み合わせると、高血圧やぜん息などの治療に効果があることが実証された。

一方、がんの化学療法では、「絶食により副作用を抑えることができる」というマウスの実験結果をアメリカの研究者が科学雑誌に発表し、注目を集めた。“病気は薬で治す”という考え方の対極ともいえる絶食療法の最前線を追う...

2012年4月25日 水曜深夜[木曜午前 0時00分~0時50分]
再放送2013年3月27日 水曜 午後6時00分~6時50分

NHK BS1放送分

絶食療法の科学 [要約]

2012年4月25日 NHK BS1放送 50分番組

糖尿病、高血圧、肥満、癌.....薬の消費量は増えるばかりで、薬への依存は限界を迎えている
絶食療法はロシア、ドイツ、アメリカを中心にすでに60年以上前から有効性が研究されている


ロシア「ゴリアチンスク病院」
平均12日間を水のみで過ごす
慢性疾患の場合、2~3日で薬は中止する
栄養失調にはならない
1万人の記録:
1~複数回の絶食で2/3の患者の糖尿病、ぜんそく、高血圧、リウマチ、アレルギーが改善
アシドーシスの増加に注意:
アシドーシスはケトン体が増え血液が酸性化、絶食後24~36時間に起きる一時的なもの
どんな疾患も症状が一時的に悪化する


モスクワ「第一医科大学 精神科診療所」ニコラエフ医師(60年前) 
絶食療法は約10日間 長期は25~40日間
総合失調症、うつ病、恐怖症、脅迫症障害などに有効
精神疾患だけでなく人格全体に影響を与える
絶食1週目に意識が鮮明に、アシドーシスが終わると落ち着きを取り戻す、食事を再開するとうつ症状が軽くなる
覚醒作用、抗うつ作用がみられる
被験者8000人のうち、70%が改善、そのうち47% の人が6年後も良好に保つ


ロシア保健省が1973年に検証プロジェクト
アレクセイ・ココソフ教授(呼吸器科医) ワレリ・マクシモフ教授(胃腸科医)
ニコラエフ医師による数千人のデータを検証
治療できる疾患
気管支疾患 心臓血管疾患 胃腸疾患 内分泌疾患 消化器疾患 など
治療が適さない疾患
がん 結核 1型糖尿病 慢性肝炎 など
絶食によるストレス状態が自己調節力を目覚めさせる
ホルモン分泌が変化
アドレナリン ノルアドレナリン グルカゴン コルチゾール
自己調節機能が働く
ブドウ糖 コレステロール 中性脂肪 インスリン 下がる
体のエネルギー消費量が減少
呼吸 心拍数 血圧低下 消化器系も休眠状態


セルゲイ・オシニン教授(気管支ぜんそくの専門医) ※ココソフ教授の教え子
気管支ぜんそくの患者1万人を絶食療法で治療
40年間事故は1件もない
絶食により肺粘膜の細胞に変化が起きる

ヒスタミンが蓄積し黒く詰まる ⇒ 12日の絶食後ヒスタミンはなくなり痙攣は収まる
慢性気管支ぜんそく:
1,000人の追跡調査 7年後も50%が良好 10~15%が完治


ドイツでは人口の15~20%が絶食療法を経験済み
ドイツ「ブヒンガー・クリニック」60年の歴史がある

1週間から3週間の絶食が一般的 ※10日間宿泊コースで約2,000ユーロ 
絶食の初期には水ではなく、1日2回のスープかフルーツジュース
250kcal/日の摂取でアシドーシスの症状を和らげる
絶食療法を通じて薬の量を減らすことができる
復食はとても大切なため厳重に管理されている


「ベルリン大学付属シャリテ病院」 アンドレアス・ミッセルセン教授
絶食療法専門のフロア開設からすでに10年
リウマチ メタボリック症候群 心臓疾患
ドイツの社会保障制度の対象
アドレナリン、ドーパミン、幸福ホルモン/セロトニンの増加
インスリン受容体の感度が上がる
「リウマチ、関節リウマチ、糖尿病、高血圧の絶食療法による大規模な実験が必要。薬と同じレベルの治療として認められるだろう。」
進化の過程でその種が生き残れるかどうかは、絶食ができる期間の長さによる
現代の食料がたっぷりある状況は人類の歴史の上で非常に稀な期間
飢餓を克服してきた遺伝子において、食べ続けることで異常をきたすのは当然
私たちの遺伝子は飽食に適応できていない


「フランス国立科学研究センター」 イヴォン・ル・マオ教授(生理学)
ペンギンのエネルギー代謝実験
絶食期間中のエネルギーの供給 4%のタンパク質と96%の脂質から
体はタンパク質を維持するように働く
体内の脂質の80%を消費するとタンパク質を使わなければならなくなる=限界点
人類においても絶食のメカニズムは適応の一形態であり、条件を守る限り危険はない


170cm 70kg 脂肪15kg(体脂肪率21.5%) 理論上40日間の生存が十分可能


「南カリフォルニア大学」 ヴァルター・ロンゴ准教授(基礎老化学)
絶食における抗がん剤=化学療法の副作用を調査
癌発症マウス  ①48時間絶食させた群 ②エサを与えた群
抗がん剤投与後 ①生存率100%     ②生存率35%
「カロリーとタンパク質を多く摂取させる」が、現在のガンの化学療法における公的指針
2日間の絶食後におけるmRNAの変化
肝臓 心臓 筋肉
遺伝子は守りの体制に入る
30億年の進化の過程正常な細胞は守りの体制を学習してきた
癌細胞はブドウ糖の少ない環境を嫌う


「南カリフォルニア大学 ノリス総合がんセンター」
ガンの化学療法における絶食の臨床試験 10名のサンプル
抗ガン治療、化学療法に耐える力が増した
疲労、衰弱、吐き気、頭痛が明らかに減少


食べないこと、消費しないことに意味があるという新たな価値観
病気をビジネスチャンスととらえる現代のヘルスケア市場に疑問を投げかける



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